da Vinci Xi Surgical Systemによるロボット支援胃切除手術
da Vinci Surgical system とは
da Vinci Xi Surgical System(ダビンチXi)の概要
ダビンチは1990年代に米国で開発され、1999年よりIntuitive Surgical社から臨床用機器として販売された手術支援ロボットです。当院では最新のダビンチXiが導入され主に前立腺手術で使用されています。
ダビンチは、「Surgeon Console」、「Patient-side Cart」、「Vision System」の3つから構成されています。術者は「Surgeon Console」で3Dモニター画面を見ながらロボットアームを操作して手術を行います。
「Surgeon Console(コンソール)」でのロボットアームの動作が患者のおなかに挿入された「Patient-side Cart」のインストゥルメントと連動し、手術が行われます。関節機能付きインストゥルメントはヒトの手よりも曲がり、回転することができます。また、手ぶれの補正ができることにより、より安全に手術が行えるのではと考えられています。